疲れやすくなった、気持ちの沈むときやイライラが多くなった、汗がいきなり出てくる、
など、あれ…?といった変化を感じることはありませんか?
私は30歳のときに卵巣腫瘍が見つかり、
手術後2年で再発、再手術といった経験で
早くから更年期の様な症状を経験しました。
肌のコンプレックスのときもそうでしたが
なにか自分に問題が起こったときは、
そのことに詳しくなるキッカケになりますよね。
そこで今回は、その世代はもちろん、
まだ先と思っていらっしゃる方にも、
今から取り組むことで、今後の状態を改善する、
“ホルモン&更年期に振り回されない方法”
その中でも今回は、“食事” についてお話します。食事がホルモンバランス に与える影響は大きいですよ☆
それは、シンプルにこの3つの栄養を意識して取り入れることです。
1. タンパク質
2. 大豆イソフラボン
3. ビタミンD
おそらく何らかのかたちで摂っている栄養素ではありますが
改めて適量を意識して摂取することで
女性ホルモンをサポートすることになります。
そして それが心の状態を良くすることにも繋がります。
それでは、各栄養素の説明をしますね。
①タンパク質
更年期以降の身体に最も大切な栄養素と言っても過言ではないタンパク質、
女性ホルモンの分泌にとても重要な役割をしています。
卵巣に関連する悩みのある女性の血液を測定すると、タンパク質が足りない傾向が多く見られるようです。
脳の正常な働きや、造血も助けるので、更年期に限らず気をつけて摂取したい栄養素です。
高齢の元気な方によく共通しているのが、お肉やお魚を毎日しっかり食べていること。
毎日、適量食べることで、筋肉量の低下や、髪や肌のはり、つやが失われるのを防いで
若々しいお肌と身体の土台になってくれますよ♪
含まれる食材:魚、鶏 肉、牛肉、豚肉、卵、乳製品
②大豆イソフラボン
皆さんご存知の通り大豆製品に含まれる大豆イソフラボンは女性ホルモン、エストロゲンと似た働きをすると言われています。
女性ホルモンの分泌が減少していく40代以降は、特に取り入れたい栄養素です。
大豆製品、最近はColes, Wollworthsなどでも売られていますね。
朝食やランチで豆乳、夕食で豆腐や納豆など。
同じ食べ方では飽きるの で、レシピサイトなどを利用していろいろ楽しむとよいですね。
[一日の適量 目安]
☆納豆1パッ ク&豆腐半丁
☆豆腐半丁サイズの厚揚げかテンペ&豆乳コップ1~2杯 程度
③ビタミンD
女性ホルモンの低下で気 になるのが骨量!
更年期になると骨がもろくなるので、将来の骨粗鬆症を防ぐためにも今から気を付けていきましょう。
人生最後までピンピンと動き回りたいですよね!
今から気を付けると確実 に未来の自分が変わりますよ。
スキンケアの開発をしている身ではありますか、
人生の後半にお世話にな るのは、美肌よりも美骨です(どちらも欲しいですけど)
骨と言えば = カルシウム を摂ればいい、
と思われるかもしれませんが
カルシウムは単体では身体に吸収されにくい特長が あります。
乳製品でいっぱい摂って いるつもりが、カロリーだけだった、ということも…
そのカルシウムの吸収を助けるのがビタミンD。
このビタミンDは、サーモン、いわし、などの魚に多く含まれます。
カルシウム&ビタミンDの黄金摂取は、心の安定にも効果的です。
ただ、毎日料理して、となると億劫だと思う方も多いかもしれませんので、缶詰を利用するのもお勧めです。
オーストラリアのスー パーには注意して見てみると、ツナだけでなく、サバ、いわし、などの青魚の缶詰もたくさん売っていますよ!
少しアレンジして、オリーブオイルとガーリックパウダーをふってオーブンで数分焼いたり、なども手軽で美味しいです♪
身体や肌、脳にとても良いオイル オメガ3を含んでいますし缶詰だと 魚臭さも消えていて食べやすいので
ふだんあまり魚を食べないお子さんやパートナー様もぜひ一緒に巻き込んで食してください。
朝食にプラスするのもお 勧めです。
日本人の食事は一見ヘルシーなようで、炭水化物と塩分、糖分が多い傾向があります。
ホルモンバランスの気になる世代の食生活では、炭水化物を少し減らして、その分 魚やお肉、大豆製品を増やすようにすると、カロリーを抑えることになり
結果ダイエット効果にも 繋がります。
こうして日々の自分メンテナンスを、楽しんで取り組むことができれば
加齢でこの先どんどん衰えていくとは反対のことが起こり、月日が経つ毎に、輝きを増すことも可能です。
年齢やホルモンバランス、更年期に振り回されずに人生を楽しめるよう、今から少し気を付けていきたいですね❤︎