今日は、“ポリフェノール” について少しお話したいと思います。
ポリフェノールと言う言葉自体にはわりとなじみがあるのではないかと思いますが
では一体その正体は??
ポリフェノールとは多くの植物に含有されている
約5千近くの種類がある 抗酸化成分です。
そもそもポリフェノールが話題になり始めたのは
“フレンチパラドックス説” が注目された30年くらい前。
フランス人は喫煙率も、食事からの脂肪摂取も多いのに、動脈硬化や、心臓疾患での死亡率が低いというデータから、その理由が、フランスが消費量第一位となっている赤ワインにあるのではないか?
ということで研究が始まり、
結果赤ワインに含まれるポリフェノールが注目されたわけです。
また、静岡県民には虫歯が全国平均に比べ少ないらしく
その原因も、緑茶に含まれるポリフェノールにあるのではないかと考えられています。
ポリフェノールの最大の特徴は、 “抗酸化効果”
酸化、つまり身体が錆びていくのを防ぐ作用です。
その結果、アンチエイジング効果が期待できるわけです。
さらにこのポリフェノールには、抗菌作用や、抗炎症作用もあり、皮膚のDNA修復を
促すことから、体内からの美肌ケアにもなります。
本来、身体の錆びを防ぐ抗酸化酵素は、
肝臓が作り出しているのですが
年齢と共にこの機能が衰えていきます。
これを補うためにも、
食事などでポリフェノールを補うこともひとつの自己メンテナンスに繋がるのではないかと思います。
ちなみに、ぶどう、いちご、ラズベリー、ブルーベリー、りんご、ザクロ、ダークチョコレート、ココア、味噌、納豆
飲み物では、コーヒー、緑茶、赤ワインなどに
多く含まれていますよ☆
同じ物ばかりを摂り続けるのではなく、種類を変えて、楽しみながらうまく摂取することをオススメします。